
漆原さくら 「チニアシ14」
(2023 なつ)
特集は山口県長門市の塩屋、百姓庵の井上雄然さんに会いに行ったお話、
「母なる海と塩の旅」。
山国長野県に育った身としては、「海」というものは遠く、遥か彼方のあこがれの存在です。
ですが、わたしたちと「海」との間には切っても切り離せない深い関係があったことを知りました。
油谷湾の海と、すてきな方々からパワーをもらい、
たっぷりの水分と百姓庵さんのお塩をいただいて乗り切った猛暑の制作期間!!!
いつも「土」っぽいチニアシが、海色に染まった一冊になっています。
旅中、お世話になったホテル楊貴館さんでの麗しい風景も満載で、久しぶりに「旅行記」らしい仕上がりです。
そして後半はまた一風変わり、
高校時代からの友人の結婚式で着物を着たお話。
自営業の自宅仕事。淡々とした日常の中では、動きやすさ重視のラフな装いが多くなっている自分ですが、
こうした大切な日には装いからこころを整え、想いを伝えたい
母の着物を借りて、背筋をのばして参加した式の様子と、その前後のストーリーです。
今回もお心やさしいサポーターのみなさまに文章校正や製本、画像編集、製本をお手伝いいただきました!!!!
まことにありがとうございました!!!
(漆原さくらオンラインストアより)