
宮沢賢治 編:岡澤浩太郎 「農民芸術概論」 (八燿堂)
「われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である」
新たな時代を生きるすべての人に捧げる、宮沢賢治至高の芸術詩編
土に触れる自らの手と宇宙の胎動が直結する壮大なスケールで描かれた宮沢賢治による至高の芸術論「農民芸術概論綱要」。
本書では本論に加え、「農民芸術」の名を冠する他2編を収録。
また、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」で知られる通称「雨ニモマケズ手帖」に収められた詩編や、賢治の最晩年、病床に伏しながら書かれたと言われる「疾中」を採録。そして生前未発表の詩作集「詩ノート」より撰集した数編のほか、学生に向けた鼓舞激励のメッセージ「生徒諸君に寄せる」を収めた。
計60超の詩編を採録。
装画は奄美大島在住の絵本作家、ミロコマチコ。
(mahora webより)